ハーフ犬のブリーダー
ハーフ犬を販売しているショップでは、主に「ミックス犬」と呼ばれるF1(一代ハーフ)を取り扱っています。それは、日本ではアメリカやオーストラリアなどに比べ、ハーフ犬の研究が遅れていてF2・F3の子犬を安全に育て上げるブリーディング基準がまだ定まっていないからです。
ブリーダーは、ハーフ犬に限らず純血種もどんな子も健康で元気に育つよう研究し交配を行い育てています。生物には遺伝的疾患といって親から子へ遺伝する病気があります。人間にも遺伝する病気がありますよね。
犬にも病気の遺伝子はたくさんあって、ブリーダーは病気を遺伝させないために、病気の遺伝子を持たない犬で交配を行います。病気は遺伝だけではありませんが、未然に防げる病気を防いであげるため、ブリーダーは日々遺伝学を学んでいるのですね。
遺伝子には現れやすい遺伝子(優性遺伝子)と現れにくい遺伝子(劣性遺伝子)があります。遺伝子は2つ1組になっているのですが、劣性遺伝子は2つ揃わないと現れる確率が極めて低い遺伝子です。純血種は、遺伝的疾患の劣性遺伝子を持っている場合、同じ血縁ですから2つの遺伝子が揃う確率が高いと言えます。ですが、ハーフ犬の場合、血縁が遠いと同じ病気の遺伝子が2つ揃う確率が低いわけです。
なので、ハーフ犬は遺伝性疾患になりにくいと言われる事があるんですね。ただし、それはあくまでもF1のケースですので、F2,F3の場合は親の血統にも注意して選ぶ必要もあります。中には売らんがために十分な説明をせずに絶対に病気にならないから!として売ろうとするショップやブリーダーもありますので、十分注意してくださいね。病気で苦しむ犬を増やさないためにも、ハーフ犬を飼おうと思っている人たちにも知っておいてもらいたいと思います。
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